【鬼滅の刃】【不死川実弥】だからこそと言えるように
第5章 兄と錆兎
ご飯の用意を鱗滝さんとしていたら
鱗滝さん
「そういえば、義勇から聞いたのだが」
結衣
『何をですか?』
鱗滝さん
「お前、鬼殺隊に入りたいと……言ったのだろう?」
結衣
『はい……』
怒られる……だろうか?
こんなガキンチョにできることじゃないし
こんな甘ちゃんとでも……
鱗滝さん
「そうか……」
意外だった。止められると思っていたから。
ただ、悲しいような、寂しいような冷たい色が見えてしまって
私はただ
結衣
「……」
俯いて気付かないふりしか出来なかった……。
そういえば、錆兎って……
錆兎
「ただいま戻りました」
義勇
「うぅ……」
お兄ちゃんはかなりぐでってるけど、いつもの光景です。
結衣
『おかえりなさい。すみません、ご飯まだ出来てないんです。』
鱗滝さん
「なら、素振り1000回追加!!」
あ、
ヤバいやつだこれ。
鱗滝さん悪魔か?
そんな声が兄の顔から聞こえてきます。
そして素振りに行く2人。
すまん、私が余計なことを言ったから……。
まぁ、いっか←
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あれから少し日が経ちまして。
お兄ちゃんも呼吸法を身につけるそうですね。
呼吸法の訓練のみ私も見学させていただきます。
多分私がもう少し大きくなったらさせて貰えるのでしょう。
あれ、もう少しで誕生日……?
やった!3歳だ!……。
若いっていいな……。
私前世三十路まっしぐらで歳とるの嫌だったんだけど……。
義勇
「うっ……」
鱗滝さん
「違う!」
あ、痛そう←
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最近は少し軽めの小さめの竹刀を鱗滝さんが作ってくれて
それで素振りというか刀の振り方?綺麗なフォーム的な。
そんな感じの練習をしてます。
横で錆兎とお兄ちゃんは死にかけながら全集中を練習してます。
そしてこれはみんなには内緒なんだけど……。
私隠れて筋トレしてるんですよね!
そりゃもうワンパンマン方式です。