第10章 honey.10
まさか、と思う俺の感情を肯定するようにカチャリとベルトが緩められる。
変態教師がジッパーを下げると、そこからは欲望でそそり立つそれが顔を覗かせた。
「やめろっ!!嫌だ!」
ゾゾゾッと全身の身の毛がよだつのを感じ、慌てて体を捩って抵抗を見せる。
が、手首を縛られている俺は呆気なく変態教師の手に押さえつけられてしまう。
嫌だ嫌だ嫌だっ!!!!!
先走りで濡れている変態教師の中心部分から目を逸らして、ぶんぶんっと首を左右に振る。
気持ち悪い!!!
「もうここまで来たんだから、抵抗しないでよ」
「ぃやだ!!離せっ!!」
俺の体をうつ伏せに押さえつけ、乗っかかってきた変態教師が耳元で囁く。
「……ぁ!」