第9章 honey.9
「ひぁ…っ!」
するりと下着の中に入ってきた生物教師の手が、そそり立つ俺自身を握る。
「っ、んんっ…」
ゆっくりと上下する手にビクビクと体が反応してしまう。
「どこがいいか言ってくれないと、気持よく出来ないよ?」
誰が言うか…!!
涙で滲む視界に生物教師の憎たらしい笑みが映り込む。
「強情…」
「っああ!!」
グリっと先端を刺激されビクッと大袈裟に体が跳ね、飲み込みきれなかった唾液が口の端から零れる。
「あぁ…ここが弱いのか」
俺の反応を見て気を良くした生物教師は、そのままグリグリと先端だけを責めていく。
「やっ、あっあ!…んぅっ!」
くそっ…嫌なのに。
どうして体はこんなに反応してしまうんだ。