第9章 honey.9
「っあ!…やだっ、やめ…っ」
俺と生物教師しかいない教室内に俺の声だけが響く。
何がどうなってこんなことになってるんだ…。
「…ん?ここがいいの?」
シャツのボタンを全て外した生物教師は俺の体をまさぐっていた。
気持ち悪りぃ…っ!
別に学校に知られても俺は困らないが、これで退学や停学を食らって新婚の両親達に心配をかけたくない。
ぎゅっと目をつむって辱めに耐える俺を見下ろす教師が満足そうに笑う声が耳をつく。
「はっ…かわいいね」
ぺろっと耳を舐められ、くちゅっと舌をつっこまれる。
ダイレクトに聞こえる水音にぞくりと背中が粟立ち、びくっと肩が跳ねた俺の胸の突起をくにくにと触る教師。
「ん。コリコリしてる…」
「やめっ、…ろ」
「やめない」
キッパリと断った生物教師はぱくっと胸の突起にかぶりついた。