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【鬼滅の刃】約束【煉獄杏寿郎】

第1章 美しい雪の精




「なんだお前!真っ白でお化けみたいだな!」

「雪女!雪女!」

「近づくな化け物!」



私は生まれつき
肌も髪も真っ白だった。


周りの人たちには気味悪がられ、
心ない言葉を浴びせられることもしょっちゅう。


よく石や木の枝が
私に向かって投げられた。



「痛っ…!」

「当たった当たった!」

「早くこの村から出て行け!!」



石が額に当たり、
真っ赤な血がぽたぽたと地面に落ちる。


泣いてはだめ、泣いてはだめ…




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