第9章 【眞弥×日和】休日の過ごし方
日曜 眞弥宅
インターホンを鳴らすと眠そうな愛する人の声が聞こえる。
眞弥「ひより?今出るから待ってて」
インターホン越しに声を聞き、ドアが開くのを待つ。そんなに待つことではないけど。がちゃ、と音を立ててドアが開くと眞弥がちら、と顔を覗かせる。
眞弥「合鍵持ってるんだから勝手に入ればよかったのに」
日和「だって…一応人の家だし」
眞弥「そーいうとこ、ちゃんとしてるね」
日和「いや、当たり前だよ」
眞弥「まぁ上がって」
日和「お邪魔します〜」
部屋にあげてもらうとかなり綺麗に整っている。俺が来ると思って掃除してくれたのだろうか。