第9章 【眞弥×日和】休日の過ごし方
眞弥「着替えるだけ着替えてくる」
日和「うん、わかった」
そう答えると眞弥はクローゼットを開ける。まだ寝癖が残っていてぴょこぴょこなびいている。そんな所が可愛らしくて思わず笑みが零れた。それに気づいた眞弥は俺に話しかけてくる。
眞弥「ん?なんか面白いことでもあった?」
日和「ううん、なんにも」
眞弥「どーせ俺の寝癖だろ?w」
日和「え、なんでわかるの?」
眞弥「ひよりってわかりやすいね、可愛いよ」
可愛いと言われると少し気恥しい。自分でも顔が赤くなったのがわかった。
暫くして着替え終わった眞弥が俺の隣に座る。
眞弥「で、今日はどうしたの?」
日和「どうしたってどういう事?」
眞弥「ひよりが突然来たってことはなんかあるんでしょ」
日和「まぁ…そうだけど…」
眞弥「言って?」
日和「あのね、これ…」
そういい用意してきたクッキーを渡す。
眞弥「クッキー?」
日和「作ってみたの…眞弥くんも食べれる甘さで」
眞弥「食べてもいい?」
日和「うん、」
正直不安もあるがこれで眞弥が食べれる甘さが把握できるとこれから作るものも楽にはなる。
眞弥「おいしい、ちょうどいいわ」
日和「ほんと!?よかった…」
眞弥「ひよりやっぱ天才だわ」
日和「そんなことないよ///」
眞弥「照れちゃって、可愛いなぁ」
日和「武政みたいなこと言わないでよw」
眞弥「真似したのバレたw」