• テキストサイズ

オイテイカナイデ………。

第4章 「出口を探そう」


暫くして、出口を見つけた。私と夜利他先輩は、お互いに顔を見て鍵穴に、鍵をさす。


そして、ガチャと音が鳴り出口が開く………。


そう、開いたんだ………。


「夜利他先輩………これ………。」

「あぁ……。皆を探そう!!」


夜利他先輩の言葉に、私は頷いた。その時………。遠くからドタドタと慌ただしい音が聞こえてきた。


私達は、その方向を向くと其処には…………。汗だくの渡邉先輩が来たのだった。


「せ、先輩っ!!」

「おう!皆無事だな。………あと2人だな………。」


渡邉先輩は、そう言っていた。あと2人………。どうしようか、と悩んでいると………。


いきなり、体がふわぁと浮き、外へと出される。一瞬何が起きたかわからなった。私と同様に、驚いている先輩達。


そして、ガチャッ!と大きな音を立てて扉が閉まる。私達は、茫然としていた。


夜利他先輩は、慌てて扉を開こうとするが、扉は堅く閉まっている。


「ま、待てよ!まだ……まだ……梭業達……梭業が…………梭業が、居るんだぞ!開けろよーーーー!!」


夜利他先輩は、声を張り上げる。
/ 115ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp