第3章 「行き先には、何がある?」
─創─
俺は、部屋を出て廊下を歩いていると、窓から中庭が見えた。俺は、不思議に思いその窓に手を伸ばし、開けようとするが、あまりにも堅くて開けられなかった。
俺は諦めて、窓から離れる。中庭に続く扉を探し始める。暫くして、1つの扉を発見した。恐らく、この扉は中庭に通しているのだと、確信をする。
俺は、ドアノブに手を近づかせて、引っ張るが………開かなかった。もしかしたらと思い、押してみるが何も起こらない。
だが、僅かに動いたのは事実。俺は、息を吐く。そして………………。
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