第2章 「交流と合流」
そして、その少女はあの不思議な世界に出てきた、あの少女に似ている。いや、寧ろ似すぎている。
本人じゃないかと、疑ってしまう。少女は、徐々に俺との距離を詰めてくる。俺も、下がり頭の中で考える。
逃げる事を考え、扉を開ける。廊下に出て俺は、一瞬迷った。確か、右がさっき来た道で………左は、まだ行ってない所だ。
(どうすれば、いい?はっきり言って、さっき通った場所を使えば、逃げられるかもいれないが…………。)
俺は、息を呑み一歩踏み出す。
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