第1章 「恐怖の宴!?」
→逃げない。
俺は、ギリギリでそれを避ける。
そして、一定の距離をとる。
相変わらず、謎の赤いボールは飛び跳ねていた。
焦りを感じながらも、冷静に考える。
(………どうしたら……あいつを止められるかな………。)
近くにあった、小さな箱が目に入る。
俺は、ニヤリと笑いその箱を持つ。
謎の赤いボールは、こっちに向かってくる。
それと同時に、箱を前に出して………。
ゴトンッ!!
謎の赤いボールが、箱の中に入り、すぐに閉める。
暴れるかと思ったが、おとなしかった。
俺は、ゆっくりと息を吐き………謎の赤いボールが入った箱を持って厨房を出る。
その時………。
後ろから、頭に強い衝撃を受けて意識を失った。
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