第1章 「恐怖の宴!?」
ー創ー
無我夢中で走ったら、皆とはぐれてしまった。
嫌な汗が、頬をつたる。
俺は、袖で汗を拭く。
周りキョロキョロと見る。
暗くてよくわからない為、ライトの明かりを付ける。
目の前には、大きなテーブル。
恐らく、10人以上は座れる物だ。
というか…………ここの部屋はやけに広かった。
そして……テーブルの上には、空のカップに何ものっていない皿が、大量に置いてある。
意味がわからない。
さらに、一枚の紙がある。
そこには……………。
『食いたければ、食え 食いたくなくても、食え』
そう書かれていた。
というか………結局は、食えという話かよ。
大きく溜息をする。