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運命の人

第1章 プロローグ


(なに、これ・・・)

弱っているはず、なのに。

全身ボロボロ、なのに。。

目が合ったその瞬間、涼香はその人から目が離せなかった。

何故かは分からない。けれども惹き付けられる何かがあった。

じっ、と見つめたまま動かない涼香へ怪訝そうな声がかかった

「・・・なんだ・・?」

その声で、はっと立ち上がった涼香。

「す、すみません!さぁ、移動しましょう!?」

「・・・あぁ」

そうして二人はゆっくりと、雨を凌げそうな場所を探して移動を始めたー

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