第1章 一章 禁断の
正直何が起きているのかが理解できない
『な…何をいって…』
目の前には霧野の中性的な綺麗な顔
霧「何って先生を押し倒してる」
そんなこと言われなくても解っとるわ!
『そうじゃなくて何で押し倒しているのかを聞いているのだけれど怒』
早く其処を退いて欲しいものだ
こんなところ誰かに見られでもしたら…
…駄目だ考えただけでも
霧「何?押し倒されたるのに考え事する余裕があるの?…それとも俺を男として見てないの?」
私にとって霧野は大切な教え子の一人に過ぎない
恋愛対象…ましてや独りの男性として意識したことなどない
相手は中学二年生だぞ??
それに加えあの顔だ…
初め名簿を確認するまで女の子だと勘違いしていたほどだ
完全に油断していた…
霧「…そう」
『?』
なにか覚悟したような表情の霧野
いったいなにを…?!
霧「…ン」
なんだ…何が起きて…
『な…なに…///』
き キスされた???
霧「先生ファーストキス?俺は初めてだよ」ニヤ
『うっ五月蝿い!!』
なんだファーストで悪かッなたこんにゃろう!!///
霧「…先生今自分がどんな顔してるか自覚してる?」
は?
『なにが言いたい…』
霧「いや…涙目でしかも顔赤くしてなんなもう誘ってるとしか思えないんだけど」
『さっ誘ってなんか』///