第4章 好き…なのかな?
江口side
みんなでお酒を飲む事になったはいいんだけど……
壮馬と宏太朗が…壊れた?
ずっとよく分からない事を言い合っている
その相手をきぃちゃんがしてくれている
(ニコチン切れた…)
部屋で吸う訳にもいかないからベランダに出る
ベランダでタバコを吸っていると
『タバコですか?』
きぃちゃんだ
江「うん。タバコを吸う人は嫌い?」
聞いたは良いけど嫌いって言われたらどうしよう
『体に悪いのであまり吸わないで欲しいですけど、そこまで嫌いではないですね』
江「そっか…。」
すごい微妙な返事………。
その後、何を話せば良いのか分からなくて会話が続かなかった。
きぃちゃんは僕の隣で空を眺めていた。
その横顔がすごく綺麗で……。
チュッ
気づけば彼女の左頬にキスをしていた。
きぃちゃんは顔を赤く染めて固まっていた。
『え、ぐち……さん?』
江「ごめん…。綺麗だなと思ってたら……//」
『そう、ですか…。
綺麗だと言ってもらえたのは初めてです…。』
江「言われた事ないの?」
『はい、ほとんどの方は可愛いって言いますね…笑 お世辞でしょうけど』
江「お世辞じゃ無いと思うよ…?本当に可愛いもん! でも、今は綺麗だった……。」
『本当ですか…?』
江「僕が嘘つく人に見える?」
『いえ……//』
『あの、さっきの答えなんですけど…
私で良ければ…お付き合い……お願いします///』
江「え、本当にいいの?」
『良いからお願いしますって言っているんです…!』
江「えへへっ//
振られるんじゃないかと思ってたからすごく嬉しい!」
僕は彼女に目線を合わせて少し屈んだ。
そして
江「これからよろしくお願いします!(チュッ)」
今度はきちんと唇にキスをした。
あれ?視線を感じる…?
斉「やばい!バレた!!!」
西「何やってんのそーま!」
少し開いている窓の隙間から覗いていたらしい。
ブツブツ言いながら逃げていった。
何をやっているんだか笑
さて、付き合えたはいいけどここからが問題なんだよな。
とりあえず事務所へは連絡しないと…やばいよな?