第1章 隣の音
音声の聞こえてくる部屋の壁側にはテレビが置いてあり、それに向かい合うようにソファーが置いてある。
家賃の安い割には6畳程ある部屋とトイレ、風呂キッチンがきちんとついていて気に入り借りることにしたが、なんせ壁が薄くテレビの音やらアラームの音まで筒抜けなのだ。
なんとなく窓を閉めてみたけど、やっぱり女の人の艶のある声はしっかり聴こえる
ソファーにM字に脚を開き
ん・・・っ
私は思わず胸をゆっくりと揉む
はぁ・・・っ
目を瞑ると女の人の声が自分に重なるような感覚になる
やぁっ・・・、思わずちいさく呟きながら胸を揉む手にチカラが入る
んっ、んっ・・・ぁっ・・・
男のドスの効いた脅すようなセリフも自分に言われてる気がして
少し乱暴に乳首を引っ張り、乳房を鷲掴みする
んぁっんっ・・・
綺麗に洗ってばかりのしたの口からはちゅクリ、と音をたて愛液が溢れるのを感じる
ぃやっ・・・
火照った身体は言う事をきかず、手はくちゅり、と蜜壷へ指を侵入させる
あぁっ・・・
甘く切ない声が漏れる
どうせ隣の人も動画に夢中で私の声なんか気にならないだろう・・・そう思って少しづつ大胆になっていく
やっ・・・イクっ・・・
夢中になって弄って手も愛液でベタベタになった時私は1人で逝ってしまってた
はぁ、はぁ・・・、はぁ~・・・
しばらく気怠い身体をそのままソファーに放り出していたけど、いつの間にか気がつけば隣の音は止んでいた
やだっ!私、イクとき声出してなかったかな?
夢中で気が付かなかった
開いた脚を慌てて閉じるとくちゅり、と音がする
1人でしたのにこんなに濡れるなんて・・・
我にかえると慌てて再びバスルームへと急ぐのだった