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Sogni d'oro/GIOGIO Parte5

第1章 散歩道/プロシュート


ある休日の出来事──


「あ? 散歩……?」
「そう! 今日天気いいしさ、仕事もオフでしょ? 一緒に公園にでも行こうよ〜」


プロシュートの腕を引っ張りながら、ねだるように話を持ちかけている──彼女の名前は、ナマエ。
一応暗殺チームのメンバーではあるが──任務に加担する事はなく、専ら事務処理が主な仕事だ。
今日、プロシュートは非番──
しかし、アジトのソファーに腰を下ろし、無造作に置かれた雑誌のページをめくっている。アジトにいるという事実が、ナマエにとっては“時間を持て余している”と言う事を意味する。事実、プロシュートは仕事以外でアジトに顔を出す事はほとんどない。
休日に誰とどこで何をしているか……プロシュート程の伊達男なら、容易く想像がつくだろう。


「ねぇ、ちょっと聞いてるの……?」


怪訝そうな表情と共に、ナマエの声色が低くくなる。彼女もまた、今日は仕事が休みのようだ。
行く宛もなく、ただフラフラと出歩いてみたものの──なぜか自然と足がアジトへと向かう。そこに行けば、何となく会えそうな気がしていたのだ……お目当ての相手に──
なぜなら、今朝見た星占いの運勢は最高!
ラッキースポットは“親しい仲間が集う場所”とくれば……そこはもうアジトしかない──ナマエはそう思った。
占いの結果なんて、今まで気にした事なんてなかったのに……無意識にも行動してしまうなんて──
 

「聞いてる、聞いてる……」


一方で、プロシュートの反応は冷たい。
ナマエの方には見向きもせず、雑誌を読む手も止めようとはしない。あしらうような返事をされても尚、負けじと隣に座りこみ話を続ける。


「ペッシは、朝早くに釣りに行っちゃってていないしさ……プロシュートだって休みなのに、こんな所にいるなんて……どうせなん暇でしょ? だったら──」
「ハンッ、どこに朝っぱらから公園を散歩してる暗殺者がいんだよ? それに俺はオメーと違って暇じゃあねー。昨日の報告書に不備があったみてーでよォ、リゾットの奴に呼び出しくらっただけだ! つーか、アイツはまだかッ⁉︎」


ペッシの話題が出たからか──プロシュートの口調がキツくなる。明らかにイラついた様子で、読んでいた雑誌を閉じると、荒々しくテーブル上に足を組み上げる。
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