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49番目のあなた【D.Gray-man】

第5章  想う






夕焼けの中、すみれの手を引いて歩く。
会話はない。



俺の一言で、すみれは気を使って何も言わないでいてくれている。
きっと、顔が赤いのもバレている。


(ダッセぇ、俺……)


なのに、今この瞬間が
とても居心地が良くて。


今日が、終われなければいいのに と。

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