第4章 本当に私で……いいの?
僕が好きだって思ったんだからそれでいいじゃん。
その言葉を聞いて決心した。
『よろしくお願いします…。』
江「何を…?」
『(*`н´*)』
江「冗談だよ笑 その顔かわいいね!」
そう言って私の頬をツンツンしてきた。
こうして、私たちはお付き合いをする事になりました。
私はすぐにあかりに連絡をした。
あかりはすごく喜んでくれた。
江「あ、呼び方江口さんじゃなくていいからね!
あと敬語もやめていいよ!!」
『えっでも……。』
江「付き合うんだから対等な立場でしょ?」
『そうですけど……。た、たくやくん…///』
江「あははっ真っ赤だ〜笑」
かわいいって言ってまたツンツンされた。
彼は事務所に報告をしたいと言って私と一緒に行くことになった。
これからの事も決めることになるんだろう。
反対されたりしないのかな……。
私は不安でいっぱいだった。
彼の運転で事務所に到着した。
着くと入口の所に西山宏太朗くんがいた。
拓也くんは「ありがとう」とだけ言って私の手を引いて中に入っていった。
エレベーターに乗り、マネージャーさんがいる部屋まで行くことになった。
江「緊張で吐きそう……。」
『大丈夫、私はもっと吐きそう……。』
自分より緊張している人を見ると平常心を取り戻すの法則
某バレーボールアニメで言っていたこの言葉は本当らしい。
江「だっ大丈夫!?トイレ行く!???」
『なんとか……。』
そして私たちはマネージャーさんのいる部屋まで来た。
江「失礼します。」
マ「どうぞ。あ、初めまして。山本さんで合ってますか?」
『あ、はい!初めまして。』
マ「そんな緊張しなくて大丈夫ですよ笑
ある程度の話は江口から聞いていますから。」
『そうなんですね』
マ「で、どうするんですか?公表します?」
江「週刊誌に撮られてから公表するより今した方が良いとは思います。」
マ「はい、僕もそう思います。山本さんはそれで大丈夫ですか?」
『あ、はい。大丈夫です。』
じゃあコメント考えといてくださいねとだけ言われ部屋を出ると、緊張の糸が切れたかのように私は崩れ落ちた。
江「大丈夫??ちょっと休もうか。」
そう言って近くの椅子に座らせてくれた。