第7章 キミだけのSMILEに
江口side
彼女から仕事終わったよ〜と連絡が来ていた。
僕ももう少しで終わる。
収録が終わり帰ろうとした時
西「ぱいせ〜ん今日この後ってお暇ですかー?」
厄介なのに絡まれたな……。
江「あーまぁ、暇と言われれば暇かな…?」
西「じゃあ、お家行ってもいいですか!?」
えっ家に来るの??飲みに行くんじゃなくて!??
斉「えっなになに?2人で盛り上がってないで入れて!」
西「これからぱいせんの家に行きたくてお願いしてt」
斉「行きたい行きたい!!拓也さんいいですよね!???」
江「はぁ……。ダメって言っても来るんだろ?いいよ!」
斉西「「いぇーい!」」
いい年こいてハイタッチしてんじゃねぇよ!
という事があって今に至る。
2人でおつまみを作り終わって運ぼうとした時
『その曲知ってる!』
あれ?無意識に歌ってたのかな…?
江「何の曲か当ててみて?」
絶対知ってるよな
『TrignalのESCOLTA…!』
やっぱり。
ちょっと当てられたのが悔しいような気もするけど、それだけ聞いてくれてたんだよね…!
『私ESCOLTA好きなんだ〜』
確か好きって子多いよね…?
どうしてか聞いてみたい。
江「何で〜?」
『SMILE PARTYの時に歌ってたでしょ?
あの時の"キミだけのSMILEになりたいです"がずっと忘れられなくて…///』
そんな事言ったっけ…??
あー言ったなそう言えば…。
恥ずかしすぎるでしょ……///
斉「2人ともおつまみまだ〜」
西「ぱいせーん早くして下さーい」
うるさいのが来たよ……。
江「はいはい、出来たから2人ともあっち行け…!」
あ、そうだ!ちょっとからかってみようかな…笑
そんな悪戯心が芽生えてしまって
「キミだけのSMILEになれましたか?」
そう耳元で囁いてみた。
案の定彼女は真っ赤になって固まってしまった。
かわいい…!!!
あ、やべぇ。落ち着け僕の息子!!!!!
格闘しながらも出来上がったおつまみをテーブルまで運んだ。
我ながら今になってすごく恥ずかしくなってきた笑
全員で乾杯をして明日はみんなオフだから朝まで飲む事になった。
今すごく幸せだな…!