第6章 彼女との生活
江口side
江「とりあえずお腹空いたし何か食べよっか…!」
『そうだね〜 あ!今日は私が作るよ!!』
江「えっいいの?やったー!!!」
早速彼女の手料理が食べれるなんて幸せだ〜
座って待ってて!と言われたので僕は大人しく台本を読みながら待つことにした。
しばらくするといい匂いがしてきた。
何を作っているのか気になってキッチンを覗くと
『ん?どうしたの??』
江「いや、すごくいい匂いがするから気になって…//」
『作るって言ったは良いけど何がいいか分からなくて、定番な感じにしたんだ〜 お味噌汁とか肉じゃがとか…えへへっ
あ、野菜嫌いって何がいけて何がいけないのか分からなくて、サラダは作らなかったんだけど…大丈夫…かな?』
上目遣いかわいい…。
僕の嫌いなものまで知ってくれているんだ、嬉しい…!
江「きぃちゃんの作った物なら何でも食べるよ!!
作ってくれるだけですごく嬉しい///」
そう言って後ろから抱きついたらびっくりしちゃって固まっている。
身長差は25〜30cmぐらいだろうか?
すごく小さくてちょっと力を入れるとポキッといっちゃいそうだ。
『いつまでそうしてるの…?ご飯作れないよ?』
江「あ、ごめん!すごく可愛くて思わず…!」
『ご飯食べてからなら…いいよ?』
!?!?!?
落ち着け!!僕の理性!!!!
必死に色々落ち着けて大人しく待つことにした。
「『いただきます!』」
江「すごく美味しい!!!」
『良かった…!!!』
江「きぃちゃんの料理なら野菜も食べれるかも!( 'ч' ☆)」
『ほんと!???嬉しいな…///
実はファンの頃から拓也くんの食生活が心配で何か作ってあげたかったんだ…!でも、料理なんて渡せないでしょ?
だから、こうして夢が叶って嬉しい!』
思わず箸を落としかけた。
僕ってファンの子にここまで心配かけてたんだ…
いや、よく野菜も食べてくださいね!って送られてきてはいたけど!!!
江「心配かけてごめんね!これからはちょっとずつでも食べるようにする!!」
『うん!!一緒に克服しようね!』
優しすぎる…!!!