第3章 雷門中サッカー部
雷門イレブンはその中学校に来ていた。
「あの、『ゴールにたどり着かせないディフェンダー』がいるって聞いて来たんですけど、います?」
キャプテンの円堂守はサッカー部の1人にそう聞く。
「え?うーんと、北条のことかな?」
「北条?」
「ちょっと待ってくださいね。キャプテーン!」
部員に呼ばれて洸平がやってくる。
「どした?」
「あの!俺、雷門中学サッカー部のキャプテン、円堂守って言います!『ゴールにたどり着かせないディフェンダー』がいるって聞いて来たんだけどいますか?」
「あぁ、あいつはサボリ魔でな。今はいないんだ。ただ、校内には絶対にいるから探せば見つかると思うんだが。」
円堂はそれを聞いて、チームメイトみんなで手分けして探すことにした。