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魔法学校ツイステッドワンダーランド

第1章 はじまりは










もし魔法というものが存在してたらあなたはどうしますかーーー…





現代には今も昔も魔法なんてものはない。魔法だ、魔術だと騒がれていた時代はあっただろうが…とりあえずはほとんどの人が魔法を信じてない。私も興味本位で魔法について調べてた時もあった。魔法学校というものがあったのも知ってる。しかし、もし魔法学校というものが本当にあって、本当に魔法が使えるとしても一般の人に発表するだろうか。

まぁつまりは、この世に魔法なんて存在しないのが一般的な考え方なのだ。でも魔法をもし使えたら、とても嬉しいし誰でも使ってみたいって思う。そんな想像をして私は今日も平凡な一日を過ごしベッドへ入った。





ピヨピヨ…チチチ…

朝日が入ってきて眩しい。おかしいな、カーテンは閉めたはずなのに。寝起きが悪い方の私は目を開けずにそのままカーテンへと歩いていく。その時…

フニッ…

柔らかい何かに触れた。ふわふわしてて、そんでいて生暖かい。ゾワッ、となり、一気に眠気が吹き飛んだ。

「ぎゃああああ!!!」

「ふなぁああああっ!!!」

女子からぬ声が出たのはしょうがない。でも、私じゃない声が聞こえてばっ、と見る。あ…フワフワの正体が分かった。

「………猫だ、」

「俺様は猫じゃないんだゾ!!」

猫じゃないと言われても困る。燃えてるけどその耳、尻尾は猫だ。……ちょっと待て、今喋ったよな。

「猫が喋った!!!」

「だから俺様は猫じゃない!!立派なモンスターなんだゾ!!
………って、お前は誰なんだゾ?」

モンスター?モンスターなんてこの世に存在するのか。喋る猫も十分不思議だが、まず燃えてる猫なんていないし、二足歩行の猫もいない。
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