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【R18】Querer【創作BL】

第6章 嫁と息子





日曜日。

俺は家庭を蔑ろにしているわけではない。





「じゃあ終わったら連絡して。
佑都と広場で遊んでるから」


「ママ、ばいばーい」





美容室のところで千恵美と別れ、

騒がしくならないように佑都を連れて、
今日は天気が良いので
広場で外遊びをすることに。



都会とはいえど、
緑の中にいるのは気分がいい。





「おーし。
だいぶ遠くに投げられるようになったなー」


「パパみたくもっと強く投げたい!
えいっ!」


「来年小学校入ったら、
ドッジボール部に入るのかー?」


「うん!
ドッジ楽しい!強くなりたい!」


「じゃあ来年になったら、
ママと相談だなー」





ボールひとつで投げたり蹴ったり遊べる。

佑都は体を上手に使って投げており、
ますます成長を感じる。



佑都は好きなことには熱心だ。

ずっと飽きずにボールを投げ続け、
俺は密かに子供時代を思い出すように、
佑都の相手をしていた。


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