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【R18】Querer【創作BL】

第33章 𝐋‌𝐎‌𝐂‌𝐔‌𝐒 *





セドリックの優しいキスで
握っていた手にあるものを上下に擦る。





「ダメだ。勝手に一人で興奮するな」


「いやだ。俺もう我慢できない……っ」


「俺も同じだ。
ひどいことはしない。
ケンジと一緒に気持ち良くなりたい」


「あっ……」





軋みが一段と激しくなった。
セドリックがケンジの上に跨ってきたのだ。

タオルケットの中に潜り込んだセドリックは
剥き出しにした硬くなったものを
つがいにして並べる。





「あつい……」


「ああ。俺もすごくあつい。
興奮してるんだろ?」


「セドリックこそ」


「これはお前にあてられたんだ」


「俺にせいかよ」


「お前のせいだよ」


「んん…っ」





セドリックの露わになったモノと一緒に
片手で包み込んで
一人で扱くときみたいに上下に揺れる。





「や、やめろよセドリック。
これっ…っぅふ」


「これって?」


「ダメだ。本当にダメなんだ…っ」


「ダメってなにが?
こんなに硬くしているのに」


「だからだよ……っ」





腰がビクビクと震え上がる。
気を抜くと達してしまいそうになる。





「いやだ、離して?
セドリック…」


「どうして?」


「一人で、イきたくない…っ」


「!!……お前って奴は」


「ンふ……っは、ん」





イきたいと焦るのに
この熱を手放してしまえは元通りになる。

セドリックは
また冷たい顔に戻って
接してくるに違いないから

そこにあったセドリックの唇に
貪り付いた。


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