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【R18】Querer【創作BL】

第33章 𝐋‌𝐎‌𝐂‌𝐔‌𝐒 *





苦しすぎて息ができない。
息が上手く吸えない。
体が痛い。
頭が痛い。
腹が痛い。





「ヴ……うーっ……ンお゛…」





ピストン運動されるたびに呻く声。

早く楽になりたいと思っていたところ
ずっしりとしたものが奥から抜け、
前髪を乱暴に掴まれた。





「黒人のビックサイズのファック。
最高だろう?
気に入ってくれたみたいで嬉しいよ」


「がはッ……はーっ、はぁ…」


「ケンジ。
図書室は大人しい模範囚が多いから
レイプスポットで有名なんだ。
看守も不真面目な奴が多い。

君は自分が賢いつもりでいるようだけど
本当に馬鹿だよね!
僕らの餌食にされちゃってさあ!」


「ぐぬぅッ!!」





覆い被さってきた
コーギーが異物を侵入してきた。

せっかちな腰遣いで上下に揺れる。





「ああ見て。
こんな風にして……っ!
僕はおかしくなっちゃうよ」


「っぅ……うう」


「ケンジはいい子だ。
これから僕のいうことだけ聞くんだ。
アア……っ、もっと速く。

あの男になんて渡さない」





狭い道を何度も穿ってきて
血のヌメリを感じる。

猿ぐつわを解放されても
大声をあげる気力はなかった。





目の前が滲んで

聞きたくない声を押し殺すと

溢れ出した感情が涙となって流れ落ちた。


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