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【R18】Querer【創作BL】

第4章 疑念





今更ながら疑念を角に蒸し返され、

佑都の寝顔を見納めてから寝室に戻る。





(ユウにも、確認してもらおうか…)





ユウに佑都の写真を見せたとき、
似てる似てないのと聞いた覚えがなかった。

だから改めて聞きたいと思ってしまう。





(それよか、
角には無理して出てくるなと言ったが…
出社してくるんだろうか…)





微熱だから、
あとはもう一寝りしたら治ると言っていた。


高熱が一時的に引いたとしても油断はできない。


社員メールは会社にいるときしか分からず、
個人的な連絡先は携帯番号のみ。





帰る間際に、
角からLINEを提示してくれた。

その行動に驚いたが迷わず登録。



車の中でわずかに頬が緩み、
距離が縮まっていく段階を噛みしめながら

心の中に留めて置くことを選んだのであった。


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