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【R18】Querer【創作BL】

第26章 友達





長瀬の幼い頃は
可愛らしいほっぺたの持ち主で、
成長とともにイケメンに育ったらしい。





「…可愛い」


「だろ~? 湊は犬と猫なら…」


「あぁいや、
長瀬の小さい頃が可愛いなと思って」


「あ。俺の話し?」





小さかった頃の長瀬は
さぞかし可愛いとモテはやされただろう。

小さい頃は誰だって可愛くて…
俺が、
可愛いと言われたのはいつだったか。










ふと横から視線を感じ、

長瀬がジッと俺の顔を見てくる。










「…なに?」





見つめてくる長瀬は
何も言ってこない。

ただ真剣に見つめてきて、
そっと耳に
髪をかけてきた。















「あれからずっと考えてた。
俺にとって角湊は何なのかなって。
こんなに相手を考えること、
今までなかった。

……湊。俺と、
付き合ってくれないか?」



「!…」




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