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【R18】Querer【創作BL】

第3章 高熱





首から胸、脇をタオルで拭いていく。





(脇毛、薄いな…)





そもそも体毛が薄い。

俺もそこまで濃いってわけじゃないが。





「気持ちいか?」


「っ、また、ヘンなことを…」



「身体拭かれてさっぱりしないか、
って聞いたんだ」





また二度手間になることを言ってしまった。

どうもこうも、
角とは反りが合わない。





「んっ…」


「背中、いいのか…?」





「…ぅ、ん…」





妙に熱のこもった声。

高熱を出しているから当然なんだろうが。















(一瞬、なにを考えた……?)










確信と呼べるにはまだ浅はかで、

確かめることもできぬまま


新しい服に着替えさせた。


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