• テキストサイズ

【R18】Querer【創作BL】

第23章 先生





そんな忌まわしき過去を思い出し、
拭い去りたい
はじめて触れた唇の感触。





「ありますよ。小学4年の時…
なんかされました」


「えっ!うそ!
なんかされたって、可愛い子!?」


「クラスでは評判
良かったみたいですけど別に…」





これは自慢話じゃない。
俺にとっては忘れたい記憶。



あれが男子だったら嬉しかったのに。

誰でもってわけじゃないけど。

男に掘られたいけれど
やっぱり生理的に無理な男もいるわけで。
できるなら
中身も見た目もハンサムな人がいい。





「うわ~羨ましいよ。
小学校で初体験すんでるとか。
ほんと羨ましいな~。
中学でもモテそうだもんなぁ」


「全然ですよ。
暗いヤツなので誰も近くに寄って来ません」


「そのミステリアスさが
逆に女の子たちを
刺激したんじゃないのかな。
僕も大抵大人しい方だったけど
全く見向きもされなかったけどなぁ」





いまやモテる外見の橋爪先生だが
思春期ならではの悩みを教えてくれた。










でも俺の悩みは…

誰よりも少人数で異色。


/ 727ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp