第22章 ひとりエッチ *
さっぱりした汗を掻き、
家に帰って頭からシャワーを浴びる。
バスタオルで軽く拭き取ったあと、
冷蔵庫に入っていた水を飲む。
誰も見てないからフルチン状態。
テーブルに置いていた携帯を拾い、
漁っていたゲイ動画を選ぶ。
「…んっ」
ベッドの上に横になり
その下に隠していた
陰茎をモチーフとしたディルド。
これが今、持ってる中で一番太いヤツ。
ディルドにローションを塗りたくり
お尻の穴が丸見えになるように足を開いて、
風呂場で慣らしたばかりの
湿った穴の中に
男性器に似せた玩具を押し込んでいく。
「っは、…あぁ…くる…」
ひんやり冷たくて、
形を変えない太くて硬い棒。
くぱっと少しだけ開いた肉の輪を
力を込めるたびに
メリメリと挿し込まれていく。
「…はぁ…はぁ…、あ…っ…」
そう言って
自分の手でディルドを往復させる。
犯されたい。
犯されたい。
犯されたい。
「あぁ…っ、そ…こ、
擦られるの…好き…っ…」
誰もいないのに
うわごとのように呟いた。