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【R18】Querer【創作BL】

第3章 高熱





微熱なら少し様子をみるか。





「午後にもう一度測れ。
体温計を俺にみせろ」


「え。いや…口頭で…」


「俺は1ヵ月ばかりのおまえを
まだ信用していない」





熱は根性でなおるとか言って、
ヤル気を出されても困る。

それに、
角が休んでも
仕事を回していく自信がある。





「昼休み前に
体調が悪くなったら早めに言え。

分かったな?」


「で、でも、仕事が…」


「期限が迫っているものだけ進めろ。
頭が回らないのなら、」


「わ、分かりました!
大丈夫です、
やれます!」


「ならいい」





仕事にやる気があるのは結構。

だが、
支障をきたされるのは
こちらとしても迷惑だ。


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