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【R18】Querer【創作BL】

第16章 清算







朝になり、
ベッドで寝れる気がしなくて
ソファーの上で目覚める。





綺麗に片付けられたキッチン。





朝食を適当に作って胃袋におさめ、

スーツに着替える。








視線は向くものの
一歩として踏み出せない佑都の部屋扉。




















…佑都は、俺の子じゃなかった。








出迎えてくれる笑顔も

慕って抱きつく腕も

たまに驚くようなことを口にする声も



すべて俺へ宛てられたものじゃない。













「惨めだな…」













ヘアセットをしようと鏡の前に立つと
やつれたようにも見える顔色。


外で暗い顔はしてられない。





すー…っと息を吸って気持ちをリセットし、










「よし。」





会社へ向かったのであった。


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