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【R18】Querer【創作BL】

第9章 濁音 *





いうことを聞かなかった俺に
長瀬のやってくることが
だんだんエスカレートしてきた。





「バイブの出力を最大にしてあげますね!

これでどうですか~?」



「フグゥ゛ッ…ォ゛…ウ゛ヴゥッ…ウ゛ー…」





埋め込まれたバイブが震える。


乳首もすでに感覚は異常。





「腕に刺したから効きが悪いんですかね?
両足に1本ずつ追加してあげますね!」



「フグゥッ゛…」





もう十分だってのに
2本も媚薬を打ち込みやがった。


正気を保ってんのが不思議なくらいだ。





痛みと怒り、それだけで気力が保てている。





頭の中が手放しそうなくらい朦朧としている。



たぶんもう一人で立てない。

視界が霞んでいるのだ。

力だってほとんど入っちゃいねえはず。





頑固な俺は、行き先を変更できない。








「ハァ…ア゛ァ゛…ハァ…」








息をするのも否になる。

何もかも熱く感じてしまう。





身体に力も入らなくなって、

時折…




自分でも何を言ってんのか







それくらい意識が


ぼーっと狂っていった。




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