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【R18】Querer【創作BL】

第9章 濁音 *





はさみを取り出した長瀬は

俺をうつ伏せにさせ、

鋭利な刃先でケツを撫ではじめる。





「っ…」


「怪我させられたくなかったら
動かないでくださいね?」


「やめろっ!いうこと、聞くから…!!
頼む、由真っ」


「じゃあこのあと聞いてくださいね。
牛垣さんが気に入る命令してあげますから」


「っ、ふざけんな!
やめろっつってんだろ!!ヒィッ」





布が切られた音がする。



その破れた隙間から冷たい刃先を感じ、

ザク…ザク…っと静かに切られていく。





「くっ…」


「大人しくなってイイ子ですね。
スラックスが切れたら
次は下着です」





間違ったら皮膚や睾丸を切られてしまう。
そんなのにビビって動けなくなる身体。


悔しい。

何より屈辱的だ。


脱がされたなら未だしも、
お尻の穴が開くようにOの字に切られていく。





「お似合いですよ~、牛垣さん。
しっぽ付けてあげますね~」


「う、ぐぅッ」


「さすがに狭いな~。
でも無理やり押せば入るか!」


「ッ!?」





尻の穴に何か異物を入れられた。

浣腸されたような違和感。



振り向いた方向を確認すると
そこには

牛のしっぽのようなものが付けられていた。


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