• テキストサイズ

確かなコト【進撃の巨人】

第9章 after story




表紙を開けるとすぐに目につくように書かれた文。

「いつか私が何にもわからなくなった時のため、私からみんなが消えたときのために確かにあった私の日々を書く。」

これは……
ページをさらにめくると、そこには日付だけでなく几帳面に天気や気温までもが書かれていた。



今日はリヴァイさんと綺麗な丘に行った。すごく楽しくて…今までにあった忘れられない辛いことが消えていった気がした。
けれど私が体調を崩したらしく気づいたらまたベッドの上…
自分が情けないよ。


リヴァイさんが朝起こしに来てくれなくなった。
私がリヴァイさんを怒らせてしまったのかな。寂しいよ…。


今日リヴァイさんとハンジさんが話しをしていたのを見た…。すごく胸がモヤモヤする。
こんな自分嫌だよ。


最近自分がわからなくなる。
怖い。でもみんなの前ではできるだけ笑うって決めた。
またリヴァイさんが来てくれた時に笑っていたい。
/ 94ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp