第16章 時を越えて〜分岐〜幸村ver.後編 ※R18あり
※R18です。苦手な方はスルーしてください。
「ああんっ」
嬌声とともに、足に力の入らなくなった舞が幸村に倒れ込んで来る。その体をガッチリ支えると
「このまま挿れるぞ」
そう言って、舞を男根の上に座らせた。
「ああああっーーああんっ」
「うっ。なんだっこれ。ヤベえ」
二人は同時に声を上げる。そこからはもう無我夢中に腰を振り、男根で蜜壺の最奥を突きまくる。
「ああーっ!ゆきむら、ゆきむらっ」
舞は幸村にしがみつき、強すぎる快感を逃すように頭を振る。
「舞っ、あっ、気持ち良すぎ」
幸村も今まで感じたことのない強い快感に、我を忘れた。
「ゆきっむら、くちっづけっ」
激しく揺さぶられながら、舞が口付けを強請る。途端に滑り込んで来る舌を吸い、絡ませ合って互いの口内をなぶり回す。口付けの途中で
「くちづけっ、したままーーイキたっーい」
舞が言うと、幸村は舞を抱え上げ、褥に寝かせた。
そのまま、激しく奥を突き、子宮にも亀頭でたくさん口付ける。
最後は
「「イクーーーッ」」
二人同時に達した。
舞の中に温かい白濁が大量に流れ込み、収縮する蜜壺に全てを搾り取られた男根がビクビクと動いている。
「「はぁはぁーー」」
荒い息を吐きながら、繋がったまま幸村が舞の上に倒れ込む。そのまま息を整え、舞の額に口付けを落とすと
「わりー。良すぎて無茶苦茶した。体大丈夫か?」
と気遣うと
「うん。大丈夫。どこも痛くないよ。」
舞がそう言って、幸村の頬に口付けを返した。
幸村も舞も経験はあった。でも、こんな快感を味わったことはない。いわゆる『体の相性が最高』な二人は、
((もう離れられない))
とお互いに心の中で思っていた。
抱き合って、眠って、抱き合って、食事をして…。湯殿で抱き合い、褥に戻って抱き合い…。体中に互いの独占欲の証を付け、本能の赴くままに時間を過ごす二人。
「この分だとすぐに子ができそうだな。」
幸村が言うと
「そうなったら嬉しいけど、光秀さんは怒るかも…」
「かもな。でも、もうお前に触れずに過ごすのは無理だし、素直に怒られるしかねーな。」
「…うん。幸村大好き。チュッ」
「おー。俺も。チュッ」
「ゆきむら…」
「…お前のその顔見たら止まんなくなる。」
「…欲しい…」
「ーーっ」
この後、二人は空が白むまでひたすらに求め合った。