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黒尾くんと同級生ちゃん

第1章 突然で偶然


「東京」と言われて想像するような景色とは、少し離れた場所だと思う。
田んぼもあるし、一軒家もあるし、閑静な住宅街。

でも、私はここが好きだ。
夕焼けを遮るビルもなくて、開けた景色。
学校帰りに少し足を伸ばせば、都心部へ遊びに行くこともできる。
道路では、三毛猫が眠たそうに欠伸をしていた。

音駒高校は、そんな場所にある。

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