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魂の色【銀魂短編夢】

第9章 少しだけ未来の話(銀時裏夢)


すっかり蕩けた表情の遼は、その笑みさえ刺激になってしまい、もどかしげに膝を擦り合わせた。

「どうしてほしい?」
「コレを挿れて、いっぱい突いて、中に出してほしい」
「いいぜ。ちょっと体勢変えるな」

遼を仰向けにさせると、片足を銀時の肩に掛ける。

「苦しいか?」
「大丈夫」
「じゃあ、挿れるな」
「んっ……あっ」

ぐちゅりという音と共に、銀時の物が遼の体内を押し進む。

「やっ、あ……」
「あー……すっげぇ気持ちいい」

ずりずりと擦りながら挿入すると、中の形が変わっていくのがよくわかり、腹の奥がぞわりと震えた。
ゆっくり奥まで到達させると、遼が苦しげに息を吐く。

「はっ、あっ」
「今日はもうちょい深くまで、な」
「え?」

遼のもう片方の足も肩に掛けると、そのままのしかかるように体重をかけた。

「あっ、あ!」
「っ、これヤバいな」

ぐりぐりと奥を突くと、遼の口が酸素を求めてはくはくと動く。

「遼、舌出して」

ぼんやりした意識の中で、遼は言われるがままに舌を出すと、チュッと吸い上げられ、ビクリと体を痙攣させた。

「んうっ、ひっ」
「悪ぃ、イったか?」
「ん、んっ」
「俺もイくから、ちょっと我慢しろよ」

遼の頬に口吻て、銀時は激しく腰を動かす。
為すがままに翻弄される遼の額や瞼、頬に口吻ながら、限界の近くなった銀時は一層深く奥を突く。
遼の内股が突っ張り、爪先まで甘い感覚に支配され、ぎゅうぎゅうと中が収縮した。
耐えられず、銀時は押し込めたまま息を詰める。

「イっ、く……!」
「ああっ、んんっ、っ!」

遼の睫毛を涙が濡らし、荒い呼吸を繰り返した。
銀時は名残惜しそうに自身を引き抜くと、遼の足をゆっくり布団の上に降ろす。

「体、大丈夫か?」
「うん。ちょっと恥ずかしかったけど」
「一回やってみたかったんだよな。種付けプレスってやつ?」

首を傾げる遼に、銀時はへらっと笑うと「妊娠し易い体位だって」と囁いた。

「っ、な、何ソレ?!」
「奥まで入って気持ち良かっただろ?」
「変なこと聞かないでよ!」
「何でだよ。俺すっごく気持ち良かったぜ」
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