第2章 最高です
ガチャ
「…あ」
「お、マツジュン。オハヨ」
「おはよう」
楽屋には翔くん一人。いつものように、新聞を広げてる。そんな彼を何気に観察。
一番オンオフ激しい翔くんは、カメラ回ってないとき、特に初めの収録のメイク前はか~なりボッサボサだ。風呂入ったまんまの超ナチュラルな髪。顔も少しむくんでて、服装だって適当。
俺は見慣れてるし、こういう翔くんも割りと好き。スーツ着てバリバリキャスターやってるのもカッコイイと思うけど、あれはよそ行きっていうか。俺らの間じゃ、パジャマでグダグダってのも普通だから。
にしても…