【名探偵コナン】Redo*misty【降谷/ 赤井/ジン】
第5章 偶然と必然
降谷に話し不安と胸の痞えも彼が取り除いてくれた事で、気分が晴れた朝を迎えただった。
沖矢とコナンに報告の連絡を入れた。
沖矢は沖矢モードで「そうですか、それはとても残念です」と正直に…コナンは「良かったね」と安心してくれた様子で、「僕からも話したい事があるんだ」と続けた。
「さん明日って時間ある?」
『うん、午後からなら大丈夫!』
「東都水族館に行かない?灰原もさ、会いたがってる」
『本当に?嬉しい、もちろん行くよ!』
以前、博士の家に行った際に"二人が話せる機会"をコナンが作ってくれたんだとは言葉通り喜んだ。
当日は現地集合で到着次第コナンに連絡を入れると決まった。
明日は午前中にポアロでミーティングをする事になっていた。
三人集まる事もなかなか無く報告会だと梓から聞いていた。
は沖矢が良く淹れてくれた紅茶の茶葉をポアロに置いてくれないか打診する予定だった。
『茶葉、買いに行こうかな』
早速出かける準備をする。
いつもの雰囲気の服装に装備も忘れず、茶葉を買いに行くだけの服装とは思えない、のはいつもの事なっていた。
車に乗り込み、前に沖矢からお薦めされた少し離れた所にある茶葉専門店へ向った。
到着し店内に入れば紅茶の香りと甘い焼き菓子の香りに包まれる。
カフェも併設されており軽い軽食と紅茶を頂いた。
『一緒に来れればいいな…』
彼を思い描いた。
目的の茶葉と焼き菓子と日頃のお礼も兼ねてお土産を買い店を出ると既に夕日は傾いていた。
久しぶりに遠出したはドライブがてら遠回りをして帰ることに決めた。
『警察庁の前…通ってみよう』
一つ宛が出来た。