第5章 鍛錬開始
***おまけ 食堂でのこと***
「やぁさくら。…酷い顔だけど、どうかしたのか?」
「スチュワード…あぁ…ご飯が、食べれない…」
「聞き、ました。ドーベルマン先生に教えを乞うたそうですね…」
「メランサちゃん…あぁ、そうだよ」
「む、無茶です。…さ、さくらさんの体力で耐えれるとは、思えませんが…」
「それより鍛えてどうするんだい?」
「勿論、戦場に出るためだよ」
「あぁ…そんなことだろうと思ったけど…無茶だよ。戦いなんて無縁の世界にいたんだろう?」
「うん。でも、優しくしてくれる君らに恩返ししないとね」
「さくら…」
「さくらさん…」
「…?何でそんな目で見、んぐぐっ!?」
「私のも食べてください。食べないと体力がつかない、んですよ…!」
「僕のもどうぞ」
「んぐぐっ…た、食べれないんだってば…んぐー!」
To be continued.