第16章 第三者の狼
***おまけ 製造所にて***
「だってズルいよ、急に本音で仲良いだなんて…」
「わかるよ…ロッカーでも、普段強気なのに怯えてるとね…」
「捕まえかけた時もそうだった。怯えた目が可愛かったなぁ」
「はは。…まぁ恋愛面なんて僕たちは論外だったからね。お前はずっと機械ばっかり弄って」
「2人とも!何話してるの!さっさとやろう!」
「はいはい、カーディ。黙って作業に移るよ。…でもそろそろ限界だな…」
「…それは俺もだよ」
「はぁ。2人は何を話してるの?メランサちゃん」
「さくらさんの、ことかな」
「やっぱりどっちか付き合ってるの…え、それとも両方…!?」
「メイリィはそういうの好きなんだね…」
「好き!2人うちどっちかなー?いっそ両方でも、3人が幸せに転ぶなら私は応援する!」
「…私も、応援したいな…」
To be continued.