• テキストサイズ

【激裏】愛執染着【短編集】

第1章 仇【進撃の巨人/リヴァイ】


「どうしたい?」

 何でそんな事聞いてくるの?

「……好きに犯せばいいじゃない。お互いが仲間の仇なんだから、優しくする必要ないでしょう?」
「……そうだな」

 ふいに見えてしまった悲しそうな顔。気が付けばリヴァイの頬に手が触れていた。憎いはずなのに、ただの敵同士なのに。
 どうしたい? そんなの決まっている。私はみんなの敵を取りたい。でも、この男を私は殺せない。実力が足りない。だったら、もう、みんなのところへ逝きたい。
 そう決めた私は、舌を噛み締めた。

「させるかよ」

 下から突き上げられ、口が開く。殺させてももらえない。殺しも出来ない。生きている意味なんか無いのに。どうして止めるんだろう。
 優しく頭が撫でられる。なんでこんなに心が動くんだろう。さっきまで無理やり体を犯されていたのに。急に優しくされる。訳が分からない。涙があふれてくる。

「……ど、して……」
「チッ」

 舌打ちされ、視界が回転する。再び私の上に来たリヴァイ。涙を拭われ優しくキスされる。

「気が変わった。孕むまで犯す」
「は? ああああ!」

 いきなり始まった激しい律動。指で豆を弾かれ頭が真っ白になる。

「腰が動いてる」
「あっあっ! いわない、でっ!」
「フッ。出すぞ」
「いやああっ!」
/ 51ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp