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【激裏】愛執染着【短編集】

第3章 嫉妬【進撃の巨人/リヴァイ】


「……もっと、触って……胸とか……」

 ローションをさらに胸にかける。それを優しく伸ばし、胸全体へ染み込ませるように撫でまわす。指先や舌で輪郭を何度もなぞりながら、乳首に向かって乳輪の外側から円を描くように昇っていく。手をドーム型にし、下乳を掴み持ち上げるように揉みほぐす。中央に寄せ外側に向かって円を描くように動かしていく。胸にフッと息を吹きかける。
 嬌声を漏らしながら背筋に走る快感に耐える。快楽に耐えられずシーツを掴んで離せない。ローターは微弱な刺激しかくれない。

「うあ……も、無理ぃ……中、触ってぇ」

 耐えきれず言葉が出る。リヴァイは口元を歪めながら、ゆっくりと中指を入れた。既に愛液で濡れたそこは熱く蠢いて指を締め付ける。手前にクイッと引くだけで腰を揺らして善がる。体が跳ねそうになるのを見計らいローターのスイッチを切った。

「あ……あ……」
「忘れたのか? これはお仕置きだ」
「り、ばい……ご、めんな、さい……」
「言いつけを守れねえ奴は体に教えるしか無いからな」

 の体が落ち着いた頃を見計らい、ローターのスイッチを最弱で入れる。すぐに絶頂しそうになるが、再びスイッチを切った。
 リヴァイはエレンの気持ちに気付いていた。だから二人にはしないよう仕事を割り振った。しかし、今日はどうしても社長のエルヴィンと共に外回りへ行かざるを得ず、へのプレゼントを用意する為に直帰も受け入れたのだ。そして、からエレンのミスをフォローする為に残業する旨を聞いた時は嫌な予感しかしなかった。嫌な予感とは当たってしまうもので、迎えに行けばエレンがを口説いているのが見えた。今すぐ殴りに行こうかとも考えた。が、がどう対処するのかを見守る事にし、車から二人を見守った。そして、電話がかかってきた。
 に血を見せたくなくて早々にエレンを視界から外す。今でも腸が煮えくり返りそうだ。にお仕置きと称して寸止めしつつ、自分にも愛するを守ってやれなかった罰として入れるのを我慢している。禁断の果実を食べるなと言われたアダムのように。
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