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【激裏】愛執染着【短編集】

第2章 支配【進撃の巨人/エルヴィン】


「美味しいか?」

 こくん、と動く首。アイマスクのおかげで俺の顔を見られなくて良かった。口元がニヤけてしまう。
 ドリアを食べさせコップ一杯分の水を少量ずつ口移しで飲ませる。彼女が飲み干したのを確認し、バイブとローターのスイッチを入れた。

「ふあああっ! い、きなりぃいっ!」
「ああ。もうイってしまったのか? 少しは我慢したらどうだ」

 我慢なんてさせるつもりも無い。

「さて、私はもう寝るとするよ」
「は? ちょ、ふざけっ」
「これは私を頼らなかったお仕置きだよ。好きにイっていいが、朝まで辞めるつもりはない」

 彼女の横に寝転がる。もちろん眠るつもりは無い。いつまで彼女の心が堕ちてくるか楽しみで仕方ない。幸い明日は休暇をもらっている。寝なくても支障無い。
 彼女の嬌声が鳴り響く。もう何度イッただろうか? 体は弓なりに反れ顔は汗と唾液塗れ。布団の染みが乾く事は無く、むしろ広がっていく。
 バイブを奥に何度も突き刺す。悲鳴に近い嬌声が出て止まない。ローターの振動を強めると潮が溢れて止まらない。

「ゆるじで!! もう許してえええっ!! エルヴィン!! こわれるぅっ! おまんここわれるああああああっ!」
「大丈夫だよ。壊れても愛している」
「も、もう無理れすっ! イクのとまんないぃいいっ! ゆるしでええええっ!」
「許して? 違うだろ?」

 ああ。もうすぐ堕ちてくれる。身も心も俺だけの物になる。

「許してくださいっ!! だんちょぉお! 許してくださいぃいいっ!」

 スイッチを止めてバイブだけ抜き取る。肩で息をする彼女の唇に優しくキスを落とす。思い出してくれたのか。もしくは、元々記憶があったのか。その言葉が無意識に出たのを彼女はきっと気付いていない。懐かしい響き。
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