第2章 支配【進撃の巨人/エルヴィン】
「んっ……ん……」
キスだけで俺を感じているが愛おしい。もっと早くこうしていれば良かった。
「何を、飲ませたの……?」
「ただの媚薬だよ」
酒もあって既に薬の効果が出てきていた。の体が熱くなって少し触れるだけで気持ちよさそうに体を捩る。シャツのボタンを外し、ブラのホックを取り上にずらす。スカートとパンツを脱がせると、やや湿り気を帯びた其処が顔を出した。
「今日は何も用意してないから買ってくるよ。お腹は空いていないか?」
「えっ……まだ、大丈夫……」
「分かった。いい子で待っているんだよ? ちなみに、トイレは大丈夫か?」
彼女が息を飲んだのが分かった。お酒を飲んでいて、利尿作用のあるコーヒーも飲ませたのだ。そろそろ行きたいんじゃないか、と思った。当たりらしい。
「……行かせて、くれるの?」
「連れて行ってあげよう」
「は? いや、まって、無理」
「では行こうか」
恥ずかしがる彼女の首輪を外し抱きかかえてトイレへと向かう。アイマスクでどんな表情なのかわかりにくいのが残念だ。我慢をしているのか足を動かさないので運びやすい。思ったよりも鍛えているのか重かったが、前世よりは軽いし、肉付きがいい。太ももの感触が柔らかくていつまでも触っていられる。
が、今はそれよりも少しずつ俺を刻まないといけない。
トイレに連れていき便座に座らせる。緊張しているのか中々音がしない。
「あの、えっと……」
「ちゃんとトイレだよ」
「それはー……何となく分かるんだけど……えっと……扉を閉めてもらえると……」
「すまない。流石に広さが足りなくてな」
「いやいやいやいやいや! エルヴィン!? 普通一人で入る物だからね!? ちょっと外で待ってて!」