第4章 気まぐれエンカウンター!【フロイド裏夢】
モストロラウンジの初バイトはその後、なんの滞りもなく終了した。
トイレの中でユニーク魔法をかけて男に戻ったはとりあえずアズールから今日の日給をもらってオンボロ寮への帰路を辿る…だが、そこについてきたのはフロイドだった。
『……フロイド先輩、なんで付いてくるんですか?』
「だってぇ〜俺今日ヒトデちゃん助けてあげたのに、なんも見返りくれないからさぁ〜」
フロイドは助けたことの見返り目当てでの後をついてきていた。
『見返りって…あの時お礼言ったじゃないですか』
フロイドは不服そうな表情を浮かべる
「言葉だけじゃ全然足んなーい!」
『じゃあ何が良いんですか?…言っておきますけど今日の日給没収とかは勘弁してくださいよ?』
が日給の入った封筒をサッと隠す
「あはっ、アズールじゃあるまいし俺が金を要求するわけないじゃ〜ん」
『だったら何なんですか?』
フロイドはの腕を掴んでオクタヴィネル寮生の部屋の方へ歩いていく
『ちょ、フロイド先輩!?』
「良いからついてきて〜」
そう言われて連れられてきた部屋はフロイドの部屋
フロイドはをベッドの上に押し倒した。
『っ、うぁ!』
「ヒトデちゃん、ユニーク魔法で女の子になって俺に人間の交尾について教えてくれないかなぁ?」
『……は?』
はフロイドが何を言ってるのか理解できなかった。
「俺前からずっと気になってたんだぁ〜人間ってどうやって交尾してんのかなぁって!」
『そっ、そんなの…俺がわざわざ女にならなくても…AV見てりゃ分かるじゃないですか/////』
「えーぶい?なぁにそれ?」
ニヤニヤしながら聞いてくるフロイド
だが、はその顔から何となくわかっていた。
フロイドは分かってての反応見たさに言っているのだと…。
『フロイド先輩分かっててわざと言ってますよね?てか、俺女になれるって言っても元が男ですよ?交尾できるわけ…』
「元が男なら交尾して中に出しても、妊娠しないじゃん?」
フロイドの顔は好奇心と欲にまみれていて男のが女になって交尾するとどうなるかを試そうとしてるのが本命だと気づいた。