• テキストサイズ

【鬼滅の刃】復讐の血桜 

第31章 それぞれの闘い



そう考えていると、隣を飛んでいた鴉が鳴き出した。


鴉「カァァァーーッ!!シノブ!!杏!!カナヲ!!上弦ノ弐ト遭遇!!善逸!!上弦ノ陸ト遭遇!!」


炭(上弦ノ弐と上弦ノ陸!!善逸は1人なのか!?陸は遊郭で倒したはずなのにもう補充されているのか…!!)


鴉「カァァーッ!!」


冨(鴉…。首に下げている紙はなんだ??
伝達が異様に早い。)


炭治郎は隊士たちの上弦の鬼との遭遇に驚くが、冨岡は伝達の異様な速さに違和感を感じていた。


──────────────────
────────

輝「柱たちはまだ皆生きている。」


く「はい。」


輝「上弦と対峙したのはしのぶだけ??」


く「いいえ。」


輝「愈史郎さんの"眼”を借りた鴉は半数に届いたかな??」


か「まだです。」


産屋敷輝利哉──…


齢8歳にして産屋敷家の当主となった産屋敷家長男。


父・母・姉2人が怪我を負い意識不明のなか、悲しむことすら許されない。


この状況では涙を流す暇すら与えられない。


それは後ろに控える妹2人も同じ。


妹の名はくいな、かなた。




/ 1147ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp