• テキストサイズ

【鬼滅の刃】復讐の血桜 

第5章 花屋敷



飛んでゆくサクラを見ながら、軽く手を振る。


『さて、と。ささっと掃除しちゃいましょうか。』


料理のときに身につけていたエプロンを再び身につけ、掃除をしていく。


1人で住むには大きすぎる屋敷なため正直、1人で掃除するのは大変だが、どんどんキレイになってゆくのを見るのは大好きだった。


『とりあえず、こんなところかしら。』


ふぅ、と息を吐き玄関へ向かう。


玄関を開けると、扉から門にかけてたくさんの花たちが咲いている。


『おはよう、みんな。
今日も元気そうで良かったわ。』


花たちに触れながら声をかけていき、優しく水をかけていく。


『今日はお客様がいらっしゃるからしっかりお出迎えしてあげてね。』


最後に優しく微笑みながら声をかけ、屋敷に戻る。


そのまま台所に向かい、おはぎを作っていく。


杏は料理はそこまで得意ではない。


苦手というほどでもないが、特別得意というわけではないといった感じだ。


しかし、お菓子だけは違う。


杏はお菓子を作ったり、食べたりする時間が1番好きだ。


よくわからないがもっと触れていたいし、匂いを嗅いでいたいし、食べていたいと思う。



/ 1147ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp